東京でラストシーンと物語が大きく動く事件が始まるシーンの撮影を3/25,26に撮影する。
25日は映画内映画、つまり映画の中で監督を演じる小田嶋の作品を撮影するためのリハーサルシーンを撮影する。
そのシーンのロケ場所をどこにするか….
あまりにも劇的にその場所が主張しすぎるとそっちの方に観る側の視点が言ってしまい場の力に呑み込まれてしまうこともあるだろう。
勿論そう言う場所の使い方もあるがこのシーンはなるべく役の関係性やら個性を大事にしたいシーンだ。
と言うことでザ、シンプルな場所にした。
この場所で小田嶋がポツンと座ってる姿。
その姿がイメージ出来たことがこの場所に決めた要因だ。
そこにリハーサルの参加者が続々と入ってくる。
最初は穏やかに始まるが段々と様相がおかしくなり、、ついには、、、
短時間の中での変化をどのように描いていくか。
後はこの場で参加してくれる役者陣がどのようなハーモニーを醸し出してくれるのか。
あ、そういえば
何も無いことがとても豊かだと言うことはイギリスの舞台演出家ピータブルックから教わったな。