ロケ地について

塩田明彦さんの「映画術」はとても面白く参考になった本。特に成瀬巳喜男監督の「乱れる」を例に挙げて一つ屋根の下で暮らす兄嫁と弟が結ばれてはいけない関係、超えてはいけない一線をどう超えていくか、ということを視覚的な橋を用いて的確な演出をしている、というくだりは場所が持つ力や演出が持つ力を認識させられた。

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