平尾台(国の天然記念物)

 

4 森の中

坂本、和枝、友子、功が雄叫びをあげている。何かを確かめるように練り歩く。何かを感じながらそれぞれ探索している。ある場所にたどり着くと木に耳をすます。

坂本  「やっぱりそうか?」
功 「はい」
和枝 「例の音が聞こえるわ」
功 「ああ」
友子 「さっき鳥も鳴いたわ?」
功 「方角は?」
友子 「北東よ」
功  「北東?」
坂本 「本来の位置じゃない!」
功  「近づいてきたぞ」
坂本 「順調に変化しているな。波はここにきて行きおいを増している。」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

先頭に戻る
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。