先日起業系のコミュニティー話しの中で「世界を相手にしているIT起業はマスが大きい世界を相手にしているので一つのコンテンツに集中できるが日本のIT系企業は主に世界人口の2 パーセントである日本人を相手にしてるので常に手を替え品を替え飽きさせないように色な事を仕掛けざるを得ない」と言う事を言っていた。そういえばノイズ系などのニッチな音楽も日本の中でのシェアは少なくても世界を相手にしているのでマーケットは巨大になってる。
映画の場合においてもその狭い日本のシェアをターゲットにして作品を作っていくのか、世界に向けて作品を発信していくのか?これは作る時点で決めて行くべきことであると思っている。なぜならターゲットが違うと作る作品の質も変わってくるからである。
世界をターゲットにした時、何か特別にすごいことをしなければならないのではないか、と思いがちであるが実はそうではない。当たり前のことをキチンんとちゃんとやる。その積み重ねが世界への最短距離であると思っている。具体的には自分がやっている事に向き合い、足元を見つめてコツコツやる事である。これがなかなか出来ない。つい怠け癖がついてやるべきことを後回しにしてしまったり要らない情報に振り回されてもっと楽な方法があるんじゃないかとか考えたり、疎かにしてしまったり手を抜いたりしてしまう。
世界のトップレベルになれば成る程誤魔化しは効かない。それは世界中を回って世界レベルを体感した実感として残っている。