※ミコトとサナが逃げ出したことをきっかけに事態が急展開していく
ミコトとサナはゴジラである。ミコトとさなの力はやがて中山たち政治家たちの興味も惹きつける
・なぜ政治家達は宇宙人とコンタクトと取るのか?彼らは地球人では開発できない科学技術を持っているから。その技術を人類滅亡のために使うのか人類共存の道に使うのか宇宙人の中でも分かれている。ミコトとサナはその結晶。
・勧善懲悪にしない、それぞれの立場にはそれぞれの論理がある。
登場人物
ミコト・・・日本人女性に擬態している宇宙人(ゴジラ並のパワーを持つ、のちに覚醒)
サナ・・・日本人女性に擬態している宇宙人(ゴジラ並のパワーを持つ、のちに覚醒)
小田島シンジ・・・自主映画監督の青年
佐方 咲・・・DJ 録音部 金井の彼女
小田島浩二・・・小田島の父(思想集団Zの創出者)
中山和明・・・自由の党党首(元思想集団Z)
香川俊夫・・・創出の会党首(元思想集団Z)
金井・・・小田島の友人、宇宙や未知のことについてすこぶる敏感
輝男・・・映画の役者に応募してくる(宇宙人)
木暮早苗・・・映画の役者に応募してくる
堂島良・・・映画の役者に応募してくる
坂本・・・謎の組織の日本支部の長
功・・・坂本の右腕
和枝・・・謎の組織の組員、中山と不倫関係にあり、宇宙人の情報を中山に流す
友子・・・謎の組織の組員
春香・・・オーディションに来た女優
エピローグ
<小田嶋が手紙を受け取る>
ポストに入っている手紙を小田嶋が発見する。(前章の最後)
<小田嶋の家>
・手紙を握りしめて家に帰り部屋に入っていく。
・手紙は親父から、秘密警察(政治家香川を中心とする裏組織)を通じて小田嶋のもとにたどり着いた
・小田島、実家の家の部屋で、部屋を粗探ししている。
・小田島、父親が制作したと思われる資料を見つける。「思想団体Z」と表示されている。
・そこには、宇宙人のことについて書かれていた。ここで小田嶋は宇宙人がいるかもという仮説にたどり着く。
・現在の政治家「自由の党」の「中山」、「創出の会」の「香川」の名前も書かれていた。中山と香川と小田嶋父が仲良く写ってる写真。
・父には会いたくないが死ぬかも知れない親父の最後の言葉を聞きに行くことにする。
<小田嶋の回想>
小田島の幼少期
・宇宙人の存在を知り。世の中がどうなるかわからない。安全が確保されるまで親父に監禁されていた。
~回想~
・リビングで両親と向かい合っている幼少期の小田島(5歳)
・両親に連れられ、タクシーに乗る幼少期・小田島。
・「おじさん」という人預けられた小田島。学校にも行かず、17年間監禁生活をする。行動は家の中のみに制限され、唯一、許されていた読書は、教団の思想本、歴史書、映画の本。10歳頃に漸く、パソコンでのインターネットを許され、自分が異常な監禁生活をしていることに気づく。パソコンに映った青年(現在の金井)に出会い、逃亡のきっかけを見出す。
・17歳の頃、おじさんから少しづつ盗んだコインを元手に、逃げ出す。町、森、公園、県境の標識…恐怖のあまり、何処をどう逃げたのか、その部分が記憶喪失になる。
映画タイトル『始動』(仮)
<序章>
・木々が風で揺れている。
・電灯がチカチカしている
・水が蛇口から滴り落ちている。青い液体である。だんだんそれが広がっていく。
・ミコトとサナが現れる
・しばらくキョロキョロ見渡したあと街の中に消えていく
・ミコトとサナが人々を俯瞰してみている。
・街中を歩く。
・ある家を通ると映画を見ている風景(西部戦線異常なし)が目に入る。 二人の中に不思議な感覚があらわれる。青い液体が体から垂れている。
<小田嶋が手紙を見て軍艦島へ>
・桟橋に立っている小田嶋
・隣に香川がすっとたつ。
・はじめびっくりする小田嶋。
・香川は自分が手紙を出したこと、自分がいないと父には会えないこと、親父の命がもう長くないことを知り自分がこの機会を設けたこと、などを述べる。
・遠くの方には小田嶋の父が監禁されている軍艦島が見える。
・神妙な面持ちで船に乗り込む小田嶋と香川
・1時間ほど乗った後船は軍艦等に辿り着く
<監獄のような場所で>小田嶋を投獄したのは警察の中でも裏組織、小田嶋父は地球人と宇宙人の混血児がいることを知っている数少ない人物の一人だから。勿論中山もその存在を知っている。
・小田嶋、香川が船に乗ってある島に向かう。
・山の中を歩き暗い洞窟のような場所にたどり着く。か
・入口には一般の人にバレないように普通の格好をした監視員らしき老人が立っている。
・香川と目があうと父は中にいる、と無愛想に合図する。
・懐中電灯を照らした先に小田嶋の父が震えて座っている。足には鉄の鎖。
・小田嶋の父と息子の目が合う。20年ぶりである
・最初小田嶋は父の顔を見たくない。なにせ虐待を受け、監禁されていた思い出があるから。
・父は息子に自分が息子を監禁していた理由、外敵宇宙人から身を守るためであったことを述べる。長い間かかって外敵宇宙人と共存する道を探ってきたことを話す。
・小田嶋は驚きながらも冷静に話を聞いている。
・父親は香川に今の日本の状況について根掘り葉掘り聞いてくる。
・カジノで儲けた金で軍事力を強化し、テクノロジーを駆使して武器の開発を進めていること。開発して武器を諸外国に高値で売っていること。戦争になった時にはいつでも参戦できる準備ができているようにしていることを述べる。
・そしてその中心にいるのが中山であることを告げる。
・父は息子に地球に宇宙人がいて長い間共存の道を探ってきたこと。
・しかしここにきて人体実験中の2体が逃げ出したこと、そのエネルギーは核エネルギーに匹敵するすごい力(ゴジラ)並みの力を持っていることを打ち明ける。
・中山らはその力を利用して兵器開発、武器開発に応用しようとするだろう。
・その前にお前は他の宇宙人たちと共同して地球を平和共存の道に導いて切と説得する。
・「最後に見たいものだけを見るな」と謎の言葉を投げかける。
<演説シーン>
中山が演説をしている
自衛隊法の改正案を推し進めている
世界が緊急事態の今、日本だけ鎖国のような武器小国ではいけない、自国を守り、諸外国の危機に積極的に関与しなければ今後日本は世界の流れから取り残されてしまう。またそれは科学文明を推し進める唯一の方法だと力説する。
ギャンブル法を推し進めてそのお金を武器開発の資金に注ぎ込見たい。
・香川が不満そうな顔で見ている。
<中川が所属する自由の会のメンバーが集まっている>
・政治家が輪になって話し合っている。国会で自衛隊法の改正案が通った後にみんなで話している。ふてぶてしい態度。
・自由のかいのメンバー。暗い中顔だけが浮かび上がっている。
・武器の生産量を上げたこと。
・自衛隊の海外の権限を強めたこと。
・アメリカとその方面での関係を強めたこと。
・中東への武器輸出を増加したこと。
・科学技術の貢献度を強化したことなどを述べる
・貿易赤字を武器のを売ることで解消しようとする趣旨のことを提言する。
・対抗勢力の社会党が邪魔なこと、票を集めるために力のある人を口説こうとすっる。
やっと押し切りましたな。なんでも対抗勢力の香川はうるさいやつだ。 なんか尻尾ないか。女関係洗っといてくれ、特に売春がらみ、不倫がらみを重点に、などとしゃべっている。
<中山と宇宙人(和枝)の密会>
・食事をしている
・自衛隊法が改革して軍事武器強化の体制が整ってきたことを述べる。
・和枝が化学実験体ミコトとサナが逃げ出したことを伝える
・一旦覚醒したら自分たちでも手に負えないことを伝える。
・二人密会後ホテルに入っていく。
<北九州宇宙人が会議をしている>
・壁にはフューダの映像が映っている。
・何もない部屋、目をつぶってミコトとサナの動向を探っている。
・戦争映画の負のエネルギーにミコト、サナが興味を示したことを知る、
—>一同いやな予感がする。
・ミコトとサナが映画に出ることをキャッチする。
・ミコトとサナはとんでもない力を持っていること。(ゴジラ)地球を破壊することができるほど。でもまだ地球について間もない赤ん坊なのでその使い方を知らない。こと、すぐに捉えなければならないこと。戦争や争いに反応しだしたこと、力を持ち出したことなどを話す。
<リハーサル現場> ustreamで生配信することも考えている
小田嶋が戦争反対から賛成派へ、ミコト、サナが覚醒していく
・ミコト、サナ、輝男(宇宙人)、小田嶋、金井、木暮早苗、堂島良
・小田嶋が製作中の映画は「LIVE PROJECT」という戦争映画でミコトとサナが宇宙人という役で地球を征服にきた、という現実を実物でくようなストーリーを説明する。それを地球人たちがなんとか防ごうと悪戦苦闘する物語だ、と述べる。
・ワークショップ形式でまずリハを始めている。
・まず工場の出口を見てみんなの感想を述べる
・映画と演劇の違いは何か、と述べる。
・「東京物語」or [非常線の女]を使用して役者の演技、映像の演出についてワークショプを始める。
・なぜそのセリフを言うのか考える。
・具象性と抽象性について考える。
・小田嶋がミコトとサナ,その他出演者に稽古をつけている、演出論をぶっている。戦争論と演技論について語る。ワークショップのような形式でもいい。参加者全員本気モード、古典シナリオを使用してもいいかも。よりよく生きるための役者へのアプローチは実生活にも応用ができる、と演技論を展開。
・ミコトとサナがいちいち質問するため進行がうまく進まない
・戦争の殺し合いのシーンを演じている人達を見ている。ミコト、サナ
・ミコトとサナがいちいち尋ねる。これは何?
・人を殺す行為、戦争。戦争って人を殺すの?普段人を殺すと警察に捕まるって聞いたよ。戦争になると警察に捕まらないの?などと尋ねる。
・メンバーの一人(輝男)が怪我をするシーンを入れる。傷口から青い液体が流れる。輝男はその傷口を必死に抑えようとする。
・ワークショップ中に戦争や暴力とういう描写にミコトとサナは反応している。
体の中から何かが蠢き出す様。
<金井が青い光に気づくシーン>
金井が考え事をしながらリハーサル室の廊下を歩く。帰っていくミコトとサナを見つける。なんとなく気になり後を追う。彼女が通った後には青い液体が残っている。
・跡をつけるが途中で見失う、
<金井が彼女にミコトとサナについて話す>
・クラブ、小田嶋の妹がDJをやっている。
・外に出てタバコを吸っているところで 金井と話す。金井はそのことを咲(金井の彼女,スタッフでは録音部、職業DJ)に告げるが本来楽天的な咲は「面白いじゃん」といったきり。あんまり関心がない様子。
<映画撮影現場>
リハでやった幾つかのシーンを撮影している。
撮影スタッフ人員
制作:和枝、功
監督:小田嶋
助監督:金井
録音:咲(金井の彼女)DJでもある。
撮影:? 無口—>宇宙人
役者:ミコト、サナ、木暮早苗、堂島良、輝男(宇宙人)
・小田島が撮影においての注意事項を述べている。
・それぞれ自己紹介
・ミコトとサナのかお合わせ、彼女たちの話を聞いて違和感を感じる金井。
・咲はミコトとサナに挨拶駿河会話が噛み合わない、咲は小田島にあの二人は何者なのか、と聞く、小田島「学生らしい」咲「日本語変だよ」「留学生?」小田島「かもな」、咲は彼女らに「どこから来た?」と聞く。二人は「宇宙」という。咲は花で笑う。
北九州の宇宙人の姿を見てミコトとサナは撮影現場から逃げ出す
役者の一人、二人がミコトとサナの最初の犠牲になり倒れている。
<はるかがみんなとはなしているところにミコトとサナがあらわれる>
・オーディション、女子会の約束をしていた。オーディションの話を友達に話す。[オズ]の話から会話が進まなかったため、ダメだということを確信下が納得がいかないところがあったため、愚痴をいう。大半ははるかの愚痴。突然背後にミコトとサナが現れる。
Or
<はるかが殺陣の練習をしている>
練習の場にミコトとサナが紛れていて突然一人ずつ襲い始める。
皆殺しにして最後に呟く。。。「戦争」
by 清水、杉本、荘、たかし、北澤