ロケ場所にたどり着けない、というハプニングがあったものの昼間は岩場を徘徊するシーンを撮影。大自然と人物とどういう配置、構造にするか色々考える。
演出は宇宙人というと兎角劇的にしてしまいがちであるがいかに劇的にしないで劇的にするか、を考える。まだ存在自体わかってないのであくまで自由なのであるが自由とは不自由だから難しい。以前、犬になる、とか植物になる、とかいうワークショップがあったが実際に存在しない物を演じることほど想像力を働かせることはない。
いつも自分に言い聞かせているのは迷ったら面白い展開になる、という方向性へ。なぜなら正解はないのだから。
夕方からは場所を変えて初めてその場所に降り立つミコト、サナを撮影。ターミネーターみたいに空間を裂いて登場するのも面白いが、、そのほかの方法を模索する。
cast
(mikoto) Sharen Ichiba
(sana) Schmitz Monika
staff
(cinematographer) Daiki Otomo
(director) Teruki Kitazawa