初心者のための1ヶ月短編映画制作カリキュラム

Contents

説明会

3/23(16:00-)福岡市内喫茶店

3/26(19:00-)福岡市内喫茶店

4月開講

週2回・計8回のレッスンで完成を目指す

第1週目:映画制作の基礎とストーリー作り

1回目:オリエンテーションとストーリー構想 

  • 目標: 映画制作の基本と流れを理解し、短編映画のアイデアを生み出す
  • 内容:
    • 短編映画とは何か(5分〜15分程度の作品)
    • 制作の5段階(企画→撮影前準備→撮影→編集→公開)の概要
    • ブレインストーミング:テーマ出し(1人でも撮影可能な内容を考慮)
    • 短編映画の構造(設定→葛藤→解決)を学ぶ
  • 課題: 3つの短編映画のアイデアを考えてくる

2回目:脚本執筆とショットリスト作成

  • 目標: 脚本の書き方を学び、自分の短編映画の脚本を完成させる
  • 内容:
    • 脚本フォーマットの基本(キャラクター、ト書き、セリフの書き方)
    • 3つのアイデアから1つに絞り込み、物語の骨組みを作る
    • ショットリストとは何か、その重要性
    • スマートフォンでも撮影可能な内容への調整
  • 課題: 脚本の第一稿を完成させ、簡易ショットリストを作成する

第2週目:撮影技術の基礎と撮影準備

3回目:カメラワークと撮影機材の基本

  • 目標: 基本的な撮影技術と機材の使い方を学ぶ
  • 内容:
    • スマートフォン/カメラの基本設定(解像度、フレームレート、露出など)
    • 基本的なショットの種類(ロングショット、ミディアムショット、クローズアップなど)
    • カメラの動き(パン、ティルト、トラッキングなど)
    • 簡易的な照明テクニック(自然光の活用、家庭用ライトの工夫)
  • 課題: 練習用ショットを5種類撮影してくる

4回目:演出と演技指導の基本

  • 目標: 俳優の演技指導と演出の基本を学ぶ
  • 内容:
    • キャスティング(友人や家族への依頼のコツ、またはセルフ撮影の方法)
    • 基本的な演技指導の方法
    • リハーサルの重要性
    • 撮影スケジュールの作成
  • 課題: 撮影スケジュールの完成と、キャスト・ロケーション確保

第3週目:実際の撮影

5回目:撮影Day 1

  • 目標: 計画に沿って実際に撮影を行う
  • 内容:
    • 撮影前のセットアップとチェックリスト
    • 効率的な撮影の進め方
    • トラブルシューティング(よくある問題と解決法)
    • 録音の基本(クリアな音声を録る方法)
  • 課題: 予定された撮影シーンの50%を完了する

6回目:撮影Day 2

  • 目標: 残りのシーンを撮影完了する
  • 内容:
    • 前回の撮影内容の確認と改善点
    • 残りのシーンの撮影
    • 必要に応じて再撮影
    • 素材の整理と保存方法
  • 課題: すべての撮影を完了し、素材を整理する

第4週目:編集と仕上げ

7回目:編集の基礎

  • 目標: 編集ソフトの基本操作を学び、ラフカット版を作成する
  • 内容:
    • 無料/低コストの編集ソフトの紹介と基本操作(iMovie、DaVinci Resolveなど)
    • 素材の取り込みとオーガナイズ
    • カット編集の基本(つなぎ方、テンポなど)
    • 音声調整の基本
  • 課題: ラフカット版を完成させる

8回目:音楽・効果音の追加と最終仕上げ

  • 目標: 作品を完成させ、振り返りと共有を行う
  • 内容:
    • フリー音楽・効果音の探し方と追加方法
    • カラーグレーディングの基本(色調整)
    • タイトルとクレジットの追加
    • 書き出し設定とSNS共有の方法
  • 最終課題: 完成作品の上映会と講評

必要な機材と準備物

最低限必要なもの

  • スマートフォンまたはビデオカメラ
  • 三脚または安定させる道具
  • 編集用PC/Mac
  • 無料編集ソフト(iMovie、DaVinci Resolve無料版など)

あると便利なもの

  • 外部マイク(クリアな音声録音用)
  • 簡易的な照明器具(LED照明など)
  • SDカードまたは十分なストレージ
  • イヤホン/ヘッドホン(音声確認用)

成功のためのヒント

  1. シンプルに保つ: 初めての作品は複雑にせず、実現可能な内容にする
  2. ロケーションを限定: 1〜2箇所の撮影場所に絞ると管理しやすい
  3. 音声を軽視しない: 良質な音声は作品の印象を大きく左右する
  4. 十分な光: 暗いシーンは避け、明るい環境で撮影する
  5. バックアップ: 撮影データは複数の場所に保存する習慣をつける
  6. 楽しむこと: 完璧を求めすぎず、制作プロセスを楽しむ

この1ヶ月のプロセスを通じて、映画制作の基礎を学びながら、自分だけの短編映画を完成させましょう!

参加費

3万円

応募方法

まずは3/23日(16:00-)福岡市内喫茶店 or 3/26水(19:00-)福岡市内喫茶店の説明会にご参加下さい。

下記お問い合わせに説明会希望の日を前日までにご連絡下さい。

追って説明会の場所(喫茶店)をお送りいたします。

主催者履歴

Film Maker / Theatrical Writer / Actor

Teruki Kitazawa(https://teru.site)

幼少期に劇団に所属しキャリアを始める。その後自らの活動を独自にマネージメントしていく道を歩む。

様々な演技方法(鈴木メソッド,ルコックシステム,リアリズム演技+大脳生理学,ビューポイント,インプロなど)を学びながら、古典から現代の脚本に取組み実験的な演劇公演にも参加する。

東京を中心に劇団やユニット企画に参加していたが、その後活動を広げ日本各地の巡回公演、韓国の劇団との合同公演、ドイツやスコットランド・エジンバラのフェスティバル、中東紛争地域巡回公演、カイロ実験演劇祭などでの公演に参加。 
金沢21世紀美術館、高知県立美術館などで行った日本、イギリス、韓国合同でのサイトスペシフィックな公演などにも参加する。
他に舞台「福岡の三人姉妹」の脚本、演出など。

また短編映画6本と長編映画1本を創作、2022完成作品「胎動」はGlobal Indie Festival (honorable mention)、lonely wolf international film festival(quarter-finalist)、Lion International Film Festival(Best Feature Film)に選出。

2024年 岸田國士「紙風船」を原案に短編映画「男と女」を制作

演劇や映画が本来持ってる価値や可能性を、地域性を活かしながら社会に広める活動にも力を入れている。

『主催コミュニティー活動』
映画創作コミュニティー
Live film Pj https://livefilm.site

演劇創作コミュニティー
Social Theater https://socialtheater.site

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