LIVE映画プロジェクト第一回作品がついにクランクイン

5日は主人公小田島の家にまつわる場面を撮影しました。
まずは主人公小田島と金井が『東京物語』を観ているところということで準備開始。しかしここで、真っ白いスクリーンが見つからないというトラブルが発生!ここはシーツやらカーテンやらで代用しようと(※絶対大きさ足りない)アタフタ。どうしようと思ってたところへ、スペースの方がグレーの大布(スタジオにある背景紙というやつ?)を探してきてくれて解決しました。
この日は民宿なども兼ねているというスペースで撮影。
小津映画に出てきそうな典型的な日本家屋でとても素敵でした。
6日は前にも書き込ませて頂いた、綾瀬のKisyuryuri Studioさんで、春香のオーディション、宇宙人二人と小田島、小田島と金井が映画について語り合う場面を撮影しました。
小田島のオーディションに春香がやって来るところでは監督から「春香が入って来るところは、一緒に猫も入ってきて欲しいんだよねえ」との要望。
しかしなかなか猫が言う事を聞いてくれない。
逃げ回る猫さんを階段上に追い込むのに一苦労。。
逃げ回ったり寄ってきたり、寝込んで起きなかったりと、最後まで自由奔放な猫さんでしたね。
宇宙人の二人と小田島の場面は動きも台詞量も多く、大変な場面でした。
監督、役者さんたちはどの場面もみっちりとリハーサルをして臨んで、撮影に入っても探求していきます。
今回の作品に臨むにあたり、監督の演出方針として以下のものを言っておりました。
・(決まりきったような)言い方やり方を避けたい
・段取りを避けたい
・演出家の言うことをやるだけとかは避けたい
どの場面も、こうした理念が下敷きになって、皆さんの創意が結集した良いものになっていると思います。
僕も一観客として完成を心待ちにしています!

荘達也

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