昨日は5時間ほどリハーサル
ウォーミングアップから徐々にほぐしながらゼロから出演者と共にシーンを作っていく。
シナリオという平面の2次元の空間から立体の3次元の空間に立ち上げる。
人間にしか出来ない事は何だろう?
美男美女をアンドロイドなどで作り、微妙な間、相手役の反応、なんかをAiでプログラミングしていけばシナリオをそのまま立体にするのは今の技術で出来るだろう。
キーワードは「思いがけない事」とか「思っても見ない事」「予期せぬ出来事」だと思った。
昨日のことでいくと、初めは自分の演出プランを描いてそれに乗っ取ってやっていたが途中から滞りができて停滞していた。
出演者のアイデアを生かして外部の意見を取り入れ、計画とは思ってもみなかった所に行き着いた時、トンネルを抜けた感があった。
「予期せぬ出来事」に価値があったのだ。ただその「予期せぬ出来事」を初めから出そうとしてもうまくいかないと思う。
それまでの試行錯誤があったからこその「出来事」であったように思う。
今後はこういう事に価値がある時代になっていくと思っている。
アクシデントを楽しめ、わかちあえる集団づくりが目標だ