撮影にフレンドリーな街福岡
屋外での撮影。
福岡での撮影場所を色々探し回った結果天神周辺に落ち着いた。
百道や糸島、油山、海もあるし山もある。やはり福岡はロケーションに優しい街だが回り回ってその中心地、天神を選ぶ。何かか渦巻いてる感じは自分の作品とも通じる所がありぴったりだ。
天神ビックバン構想もあり、今まさに動いている福岡の象徴的な街だ。
天神の中心部ではスマホ撮影、周辺部ではシネマキャメラで撮影する。 キャメラを出せばすぐ警備員が飛んでくる東京と比べて創作に集中してまさに自分の映画のセッティングを予めしてもらってる感あり、今までにない感覚で撮影が出来る。
人もちょうど良い感じなのでゴミゴミしなくて撮影に集中出来る。
最低人数のスタッフと役者で撮影した。
関わってくれるスタッフ、役者探しに大変苦労したし集団で創作していくことの難しさを日々痛感している。
集団を率いて活動してる人はほんと凄いよ。
ただその面倒臭さや煩わしさや大変さを乗り越えて気づかない所に気づかせてくれ、とどかない所に近づけてくれる他者との共同作業、集団創作スタイルこそ映画の真骨頂な気がしてならない。生きていくということは多分そういうことなんだろう。。
子供の時の好奇心はいつ無くしてしまったのか
今回2歳の男の子が出てくれてるのだが新ためて子供の好奇心はすざましい。
当日は5度くらいのとても寒い日だったがまっしぐらに公園中を駆け巡り、遊具にまっしぐら。
キャメラを見れば好奇心いっぱい。叫んでみる、笑ってみる、泣いてみる。
木を触ってみる、飛んでみる。ジャンプしてみる。。。
今を全力に生きるその姿に個人的に関心しまくる。
私達はいつ好奇心を失って斜に構えるようになってしまったのか。。いつから全てわかったような物分かりの良い大人になってしまったのか。。。
今回この子にとても重要な役割を役の中でやってもらおうと思ってる。撮影する前まで行けるかどうか未知だったが撮影後の感想は正に適役だ!
撮影はまだ1日残ってるのでまた色んなことを教わりたい。
宜しくお願いします!
スタッフ
Teruki Kitazawa (Director,Cinematographer)
Chisato(Soundrecording)
Sachie Yanagita(Assistant Director)
キャスト
NikoNiko PunPun
Satoshi Asabe
Kaida Momonosuke
令和2年度
助成: (公財)福岡市文化芸術振興財団「FFACステップアップ助成プログラム採択事業」
後援: 福岡市、(公財) 福岡市文化芸術振興財団